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実体験っぽい小説2

 

 

うちな、密かに思ってた男性から、告られてん。

もうめっちゃ嬉しい!

今滅茶苦茶ハッピーやねん。

おまけに家の前にちょくちょく現れてはうちの事さらって好き勝手していた“あいつら”は暫く顔見せんようになったし…。

そうや、うちは普通の女なんやから、Hは好きな人としかせえへん。

そうや、それでええ。

けど、この人むっちゃ奥手で、付き合って一週間以上経つのに手をちょっと握っただけでも、すんごい顔真っ赤にして俯くねん。

…こんなんでレンアイなんてできるのか、不安や。

でも、手を繋ぐのも恥らう可愛い恋人同士…ああ、なんてええ絵なんやろう!

今のうちはヘンタイインラン女でも何でもない、手を握っただけでも俯く様な純な恋愛してる、普通の可愛いオンナや。

うちは、今の自分が好きや。

ああ、生きててよかったなあ…。

そんな風に思えて毎日ハッピーやった。

 

けど…

やっぱ、そんな幸せな日々はそう長く続かんかった。

やっぱ、現れよったんや。

“あいつら”が。

けど、うちは密かに決意してた。

もしこいつらが現れたら、対決しようって。

うちの大事な“普通の”恋愛を邪魔されたないもん。

彼のために、自分のために、腹くくった。

 

その日も、うちのマンションの前に、いつもの大きな車が“迎え”に来よった。

そしてそれは、すーっと、うちの横に静かにつけ、

「よお、行こうか。」

いつも通り男が声を掛けた。

いつもなら仕方なしに乗ってたうちやけど、今日は違うで。

「いやや。勝手に何処でも行きいや。」

つん、と顔も向けずに突っぱねた。

けど男は特に驚く様子もなく、

「何や、今日はえらいツレへんなあ。」

笑みさえ口の端に浮かべてる。

その様子にちょっと不審に感じたうちやけど、間髪入れずにこう言ったった。

「もう二度とうちの前に顔見せんといて。もうイヤやから。」

そう、キっと睨む。

すると男はちょっと眉間に皺寄せながら、でも軽い口調で言い放った。

「もう忘れたんかい。写真どうなってもええんか?」

そうや、変な写真…けど、もう、決めたし。

「勝手にしいや。兎に角もう来んといて。あんまりしつこくしたら、警察呼ぶで。」

そうキッパリと男に吐き捨てるように言った。

すると男は、驚いた事にビックリするような様子も怒る様子も見せず、気味悪いくらいの余裕綽々の様子でこう言った。

「ふ~ん、どうしてもイヤっちゅうんか…。」

「そうや!」

「なあ、ネエチャン、これでも、イヤ…って言えるんかなあ?」

言ったが早いか、後ろのドアが開かれた。

反射的に振り向いたうちの目に映ったものは、口をガムテープで貼られ、後ろ手に縛られている男の姿やった。

「何で…。」

そんなうちの呟きの続きは、うちと共にその車の中に消えていくしかなかった…。

 

大きなソファに縛られたままの彼が横たえられている。

そして奴らのうちの一人がその喉元に刃物を突きつけている。

そしてその隣の部屋に男たちに囲まれる様にしてうちは横たえさせられた。

両手も両足も縛られて動けん状態や。

「一体何するの?もうやめて!あの人まで…関係ないやろ!」

そう怖い顔して睨んだった。

けど、男たちは涼しい顔や。

「あんたが俺らとの遊びをやめたがってんのは、こいつの所為やろ?せやから…」

男の一人が息が掛かるまでうちの顔に近付いた。

「ちょっと、彼氏に教えたって、諦めて貰おう思うてな。」

「お、教えるって…何を…。」

「何って…あんたの本性を、な…ひひひ。」

「な、何言うてんの!そんな…本性なんて…うちは普通のオンナや!」

そうや、今までのうち、こいつらとのヘンタイ的な遊びで喘いでたうちを知られたら、彼に、彼に、絶対嫌われる!

嫌や…そんなん、絶対、嫌や…!

折角、折角、両思いに、なれたのに!

絶対、絶対、ヨがったりなんかせえへん!

嫌や…知られたない…。

「ま、ごちゃごちゃ言うより見てもうた方が分かりやすいやろ。…始めよっか。」

こいつら…どう考えても、彼の目の前でうちを犯す気なんや。

けど、“今の状態”やったらまだうちは“可哀想な被害者”でしかない。

もし、こいつらにエロい事されても、犯されても、自分から変な事言ったり、感じたりしなければ、まだ、もしかしたら、嫌われる事はないかもしれへん。

うちは、この点には、結構自信があった。

何故なら、こいつらの来なかった間、うちはずっとエッチなしで普通に過ごせていたからや。

彼が奥手だったせいで、ずっと清い身体やった。

せやから、もう…

うちは、エロ女やあらへん。

そんな、妙な自信があった。

せやから、大丈夫や…

きっと…。

「さあ、どの遊びがええかなあ。」

男が舌なめずりしながらうちの横にいるもう一人の男に話しかけた。

「そうやなあ、とりあえず服邪魔やから、この女の大好きなストリップでもしてもらおうか…ひひひ。」

「兄ちゃんもよう見ときや。あの女の様子を。あの女はな…ふふふ…まあ、見たら分かるわ…ひひひ。」

彼の喉元にナイフ突きつけてる男が彼の耳元で囁いた。

そしてうちの両手両足を縛っている紐は解かれ、“命令”が男たちから下った。

「脱げ。」

あかん。

その台詞を聞いただけでドキっとして…なんか…もやもやした…ヘンな気分になってきよった…。

あかん、ここで感じてしまったら…うちの負けや。

彼にヘンタイが、ばれてしまう。

我慢せな…。

あれ?何で、我慢する必要があんの?

うち、普通の女やのに。

ストリップだって、彼を人質に取られてるから仕方なく…そう、“仕方なく”するんや。

こんなんでうちは喜べへん。

決まってるやん、大丈夫や。

でも、恥ずかしい。

彼にはまだ裸はおろか下着姿さえも、見せた事がない。

せやのに…

いきなり、ストリップせなあかんなんて…。

ああ、うちは不幸や。

でも、仕方なく、仕方なく、なんや。うちは、まだ“被害者”や。

「さ、早うしいや、ストリップ、好きやろ?ひひひ。」

「あほな事言わんといて!けど…彼には、手ぇ出さんといて。あんたらの言う通りにする、から…。」

そう言って、“無理矢理”のストリップが始まった。

うちは、残業帰りの肌寒さを凌ぐ為に着ていた薄いカーディガンのボタンを一つ一つ外した。

その動作に男たちの視線が絡みつく。

好奇と期待と軽蔑の視線だ。

“このヘンタイ女が”

男たちは心の中でそう思っているに違いない。

でも…

彼は…。

視線の端に映る彼をちらりと見やった。

その目は、自分が捕まってしまった事でうちに迷惑を掛けてしまったことへの自責の念と、こいつらへの憎しみと、うちを助けられない事に対しての悔しさと、自分の目の前で彼女が他の男たちに好き勝手にされてしまうことへの悲しみが、浮かんでいた。

“ごめんな、うちなんかに関わったばっかりに…。”

謝らなあかんのは、うちの方やと、悲しく思った。

パサ…。

その薄いカーディガンが下に落ち、軽い音を立てた。

カーディガンを脱いでしまうと、キャミソールにミニスカートっていう露出の高い格好だから、これだけでも殆ど肌は見えている。

その肌に男たちの視線が痛い程突き刺さっているのが分かる。

ある男は胸元を見、ある男は太ももを見…又ある男はストリップし終わった姿を想像している。

“皆、うちの裸、見たがってるのかなあ…”

そう思うと、また、ドキンって、胸が鳴ったような気がした。

凄い、ヘンな感じや。

キャミソールをふわりと取り去り、乱れた髪を二、三度首を振って直した。

「めっちゃええ匂いするわ~。お前わざと男欲情させる様な匂い付けとんな、エロいなあ、ひひひ。」

「あほやな、これはシャンプーや。」

そうや、一々エロいだの何だの…いい加減にして。

うちはそんな女やない。

キャミソールの下は剥き出しのブラジャー。

勿論いつも可愛いの着けてる。

「うわ~溜まらん、触りたい…。」

彼の喉にナイフ突きつけてる男がゴクリと喉を鳴らしながら言った。

「まだまだや。もう少ししたら触れるから…今は我慢せえ。」

他の男に宥められてチっと舌打ち。

プチ…っとホックをゆっくりと外す。

その僅かな動作にも瞬き一つせず男たちは視線を注ぐ。

“ああ、こいつら、うちのオッパイ、見たいんや…”

そう思うと、凄い、なんか、ヘンな気分になってきた。

おかしいわ、凄い恥ずかしいのに、屈辱の筈やのに。

ブラを、外し、先を、出す。

何も着けていない生のオッパイが、彼の、そして男たちの前で無防備に曝け出された。

「は、恥ずかしい…。」

そう言ってうちが隠そうとすると、ナイフを持ってる男が、彼の喉に更に密着させた。

「隠すなや。」

ヤクザの様な口調だ。

彼を殺されたくない。

うちは隠すのをやめた。

もう、顔は真っ赤や。

それもそうや、四人の男たちの前で一人だけ裸になってオッパイポロンしてるんやもん。

恥ずかしくない訳ない。

「相変わらずやらしい乳してるな…ひひひ。」

「男の前でオッパイ見せるの、好きやもんなあ…ひひ。」

男たちの、うちを罵る言葉が響く。

「何言うてんの。こんなん無理矢理やんか。」

「ほんまかあ?ひひひ。」

もう、抵抗の言葉も、蚊の鳴く様な声や。

だって…なんか分からんけど、

大勢の男たちの前で無理矢理ストリップさせられてる…

そう思うと、

そして、

実際やってしまうと、

何か分からんけど、

“一部”が、

“やばい”事になってしもうた、から…

スカートは…何とか、脱げた。

けど、

けど、

最後の一枚は、よう剥がせんようになってしもた。

最後まで脱げへんうちを見て、男がからかうようにうちに言うてきた。

「どないしたん?何で脱げへんの?くく…。それとも、脱がれへんのかなあ?」

「も、もうええやん…これで…これで…勘弁して。お願い。」

そうや、“これ”を取ると、“この事”が彼に知られて…軽蔑されてしまう。

そんなん嫌や。

うちは、情けない事に涙がちょっと滲んでしもうた。

涙声の嘆願。

でも、その願いも空しく、

なかなか脱ごうとせえへんうちに対して、強行手段に出た。

男たちは、うちを寝かせ、彼に向かって足を大きく広げさせ、手を上で押さえた。

「な、何するのん!やめてー!」

近所に聞こえる様に、出来るだけ大声で叫んだ。

お願い!誰か助けて!

けど、そんな努力は無駄やと悟るしかなかった。

「へへ、残念やな。ここはガラスまで全部防音なんや。聞こえんでえ。」

「そんな…。」

「観念しいや…さあ、お楽しみのご開帳や。ひひひ。お前、好きやろ?あっちこっちでやったもんなあ。」

「いい加減な事、言わんといて。」

「まあええわ。証拠は後で彼氏に見せたる。それより、今はこれや…ひひひ。」

何とか身を捩って男たちの腕から逃れようとしたけど、男二人に女一人。どう考えても力の差は目に見えてた。

そんな、必死で逃れようとしているうちの腕に今度は手錠が掛けられた。

もう、逃れようにも逃れられない状態。

何しろ起き上がられへんのやから。

両足を二人掛かりで押さえられてるうちに、ナイフを突きつけていた男がゆっくりと忍び寄ってきた。

そしてナイフをゆっくりとパンティの端と肌の間に入れた。

「や…やめてぇ…。」

そう叫んだけど、ナイフは残酷にもパンティの端を引き裂いた。

そして、もう片方も簡単に裂いて、丁度、オムツを剥ぐ様にして少しずつうちの恥ずかしい所を露わにした。

もう、履いても脱げてしまうだけの唯の布切れと化したそれが、残酷にひらりと下に落ちた。

「…あ…いや…いや…。」

そして…

見られてしまった。

知られてしまった。

パンティが、脱げなかった訳を。

うちの、本性を。

大好きな、彼に。

もう、おしまいや…。

きっと彼の目は、驚きから軽蔑に変わる。

きっと、うちを、嫌いになって、汚いものでも見るような眼で見るようになるんや…。

きっと、そうや…。

そう思うと、涙が、後から後から溢れてきてしもうた。

「なあ、兄ちゃん、見てみい。この女のオマン○。こんなになっとんでえ。ひひひ。」

そう、誰にも弄られもないのに、うちのアソコはもうねとねとになっててん。

タラ…というこそばい感覚が、お尻の方まで伝ってる。

アソコからジュースが溢れて、中からタラタラ流れ出て、下に池になりそうなくらいになってるんや。

パンティにもべっとりついてて、びしょびしょでぬちゃぬちゃで気持ち悪かったんや、本当の事言うと。

そやからうちのアソコが当たってたパンティの部分は、剥がす時きっと糸が伝ってたに違いないわ。

それも、ぜんぶ、彼氏に見られた。

もう、おしまいや。

さよなら、うちの純愛。

うちは、もう彼の目は見れんかった。見たくなかった。

汚らしいゴミでも見るような目で見ている目なんか、

絶対に見たくなかった。

「さあ、次は何して遊ぶ?」

無邪気な子供がお医者さんごっこをするように、楽しげに男たちは言った。

…うちは、悲しうて涙が止まらん、のに…。

「何や、泣くほど嬉しいんか。オマン○見られたのが。そうか…ひひひ…お前オマン○見せんの好きやもんなー。ひひひ」

もう、涙で反論もでけへんかった。

反論しても証拠があるからいくら言っても無駄やった。

そうや、うちはストリップさせられて…感じてしまった。

それも、びちょびちょになるまで、

興奮して、

…気持ちようなってしもうた…。

ヘンタイや。

サイテー、や。

「ほな、次はオナニーショーといこか、見せんの好きやろ?ひひひ。」

「…もう嫌や…勘弁して…。」

最後の抵抗。僅かに残ってたプライドが喋らせた。

これ以上好きな人にヘンなとこ見られたない。

「おいおい、この男どうなってもええんかい。脅しやないねんでぇ。」

そう言うて彼の顔をすーっとナイフで軽く撫でた。

すると、糸のような紅の線が彼の顔に出来た。

そんなに深い切り方とちゃうけど“脅し”になるには十分やった。

「分かった…分かったから…彼にだけは…手ぇ出さんといて…。お願い…。」

うちがそう観念した様子で懇願すると、男たちはうちを縛っていた手錠を取った。

手足が自由になったけど、うちはもう抵抗する気力を失くしてしもうた。

こいつらは一歩間違うと、本気で彼を殺したりしかねん、そう直感したからや。

足を閉じ遠慮がちにオッパイとアソコを触り始める。

まだ恥ずかしいんや。

「ほら、彼にちゃんとオマン○見えるようにせえや。」

「…。」

恥ずかしくても、命令されると仕方ない。

うちは大股を彼に向かって広げクリと乳首を自分の手でまさぐり始めた。

「ひひひ…恥ずかしいなあ。恥ずかしいとこ曝け出して嬉しいやろ…こんなに濡らして…気持ちエエやろ…ひひひ。」

男が下卑た囁きでヘンなこと言ってきよった。

「あほな事言わんといて。うちは…好きでやってるんやない…彼のためや…仕方ないんや…。」

「うそばっかりや。ほんまは気持ちよくて仕方ない癖に…ひひひ。オナニー見られるの好きやもんなあ。」

こいつら、ほんまエエ加減にしてほしい。

ほんま言うと、ごっつ恥ずかしいんや。

こんな事したないんや。

ほんまは顔を覆って、わあって泣きたい気分。

けど、

彼の命が掛かってるから、

仕方なかった。

それが、こんな事する、理由。

「そんなら、こんな事しても、そんな事言ってられるんかなあ?」

そう言ったが早いか、男たちはうちの手をそれぞれ自分たちの怒張に導き、扱かせ始めた。

そしていつの間にか彼にナイフを突きつけていた男が、うちの股間に顔を埋めてきた。

ちゅ…ちゅちゅ…。

うちの両手はオチン○扱かされて、両乳首とクリは男達に吸われ、穴は男の指で塞がれた。

「ああ…!ああ…ん…!ああ…!」

それは凄い衝撃やった。

三点攻めならぬ、四点攻めや。

一箇所より二箇所、二箇所より三箇所攻められた方が感度は増す。

それは当たり前や。

うちは今その快楽に攻められ、攻撃され…

むっちゃヤバイとこまで来てた。

「どや?これでも、彼の命の為やって言えるんか?もう、彼氏の喉にナイフはないねんでぇ…ひひひ。ほら、嫌やったら抵抗してみいや…ひひ…。」

抵抗?ああ、抵抗…?

雷に打たれ続けるような快感に、もう思考も止まりそうやのに、抵抗、なんて…。

でも、確かに、縛られてる訳でもナイフで脅されてる訳でもないから、逃げよう思うたら逃げれる状態や。

ああ、理屈では分かってるねんけど、けど…。

でけへん。

ごっつ、気持ちいい…。

けどな、こいつらの攻め方、凄いねん。

特に股間の男。

うちがイきそうになると、止めよる。

ええとこで。

穴も、所謂ピストン運動ばかりじゃなく、こう、グルグルと回転させてみたり、中で指を折り曲げたりして、色々やって…凄い気持ちいい。

けど…

イかせてくれへんかった。

これがどれだけ辛い事か。

いい加減冷や汗も出てきて、凄い不愉快な気分になってきよった。

お尻の下でジュースが水溜りを作る程凄い濡れてるのに、全然行き着かれへん。

凄い、気持ちわるい。

でも、こいつらの魂胆、分かってるから、よう“おねだり”でけへんかった。

そうや、彼の前で卑猥なおねだりさせる気やねん。

そんな手には絶対乗らん。

そう思って頑張った。

すると意外な事に男の一人がうちの下のお口に“ご馳走”してくれる素振りを見せた。

この時は凄いほっとした。

ヘンな事言わされんで済む、そう思ったんや。

けどうちが甘かった。

男は、先っぽをうちのクリにこすり合わせるだけで、ちっとも入れてくれようとはせえへんかった。

“え?そんな!お願い!入れて!”

うちが焦れて不機嫌になったのが分かったのか、男は口の端を上げ軽蔑するように鼻でふん、と笑った。

他の二人も、オチン○の先をうちの胸や顔に近づけ、マーキングをするように擦り付けるだけやった。

男の先濡れの、つーんとしたイカに似た匂いが鼻につく…。

男の欲情の匂い。

“ああ、こんなに準備万端やのに、何で入れてくれへんの?”

うちはいつの間にかそんな事ばかり考えてた。

おかしいわ…絶対ヘン。

うちは好きでもない男のチン○欲しがる様な女やなかったはずや。

ましてや今は両思いの人がいて、然もその人の目の前やのに…。

そんなうちの様子に気付いていたのか、男が興奮した口調でこう言った。

「欲しいか?」

「え…?」

「ち○ぽ、欲しいんか?ひひひ。」

「な、何言うて…。」

「欲しいって、言うてみ。そしたら、突っ込んでやる…それとも、やめるか?ふふ。」

突然の展開に驚いて思わず顔を上げてしまった。

するとうちの股間でいやらしい事をしていた男が指の動きだけは止めずにうちの顔を試す様な視線で見ていた。

「ど、どういう…?」

「俺が持ってたナイフ…あの男の側に置いてあるから、それで男の縄を切って逃げてもええねんで…。」

逃げる…?ここを、逃げれる?

瞬間浮かんだ考えに心底自分を軽蔑した。

とんでもない事にうちは、“逃げるなんていやや”って思った。

どういうこと…?

うちは、一体どうしたん?

大好きな彼と逃げれるチャンスやのに…

その機会を与えてくれてるのに…

でけへん。

“いやや。“

そう、思ってる!

「あ…ああ…ああ…!」

考える暇もなく男達はうちの身体を攻めまくった。

それこそ、腕や、足の付け根や指の間まで、ありとあらゆる性感帯を、六つの手と三つの唇と、そして三本の肉棒が巧みに滑り、刺激した。

ああ…!もう…!

頭の中がまっ白になって…

声が枯れそうになるくらい喘ぎ捲って…

イケそうでイカれへん感覚に、気が狂いそうなくらい“アレ”を渇望して…

絶対、嘘や。

こんな台詞、うちの口からなんかや、ない!

絶対に…多分…。

「お願い…もう…もう…焦らさんといて…。」

「へへ…何を、や…。」

嗚呼、ダメ…。

「なあ…分かってるやろ?早く…頂戴…頂戴…それ…それ…早く…。」

薬の切れ掛かった麻薬中毒患者さながら。うちはヘンや。

「は…早く…あんたらのチン○…入れて…入れて…。」

嗚呼、やっぱうちって、唯のヤリマンやったんや…。

好きな人の目の前やのに。

やっぱその人の事好きやのに。

好きでもなんでもない男たちに、SEXをせがんでる…。

うちはあかん女や。

「ふ…ふふふ…。」

悲しくて笑ってしまった。

けど涙も出てる。

うちは、ヘンや。

ヘンタイの、チン○好きや。

もう、どうなってもええわ。

「ああ…!ああ…!」

圧迫感もなく男が入ってきた。溢れすぎたジュースのせいや。

やっと中毒症状から解放された喜び。

失神しそうになるくらい嬉しかった。

「ああん…ああ…イイ…イイ…あんたのオチン○…美味しい…ああ…。」

そこからはもう、恥じらいもプライドもなかった。

うちは男たちの精液を、下の口と上の口、それから胸やお腹に一杯受け、とても、満足、した…。

 

それからうちらはうちのマンションで車から降ろされた。

「又遊ぼうな。」

そんなふざけた台詞にももう強気に言い返す気も失せていたうちは、車が去ると彼のガムテープや紐を解いた。

それから、彼の、うちを軽蔑したり罵ったりする言葉が怖くて、すぐに去ろうとした。

「さよなら。」

それが、精一杯やった。

でも、

「ちょ、ちょっと待って。」

腕を掴まれた。

予想外の反応やった。

 

「ごめん!」

そう言って土下座した彼の声は、震えていた。涙のせいだ。

「俺が、あいつらに捕まってしまったばっかりに…ほんとにごめん…!う…う…。」

まさか彼が謝るとは思ってなかったうちは、ビックリしてうろたえてもうた。

「そ…そんな…謝る事ないよ…。元々うちの問題やったし…巻き込んでしもうて、うちの方こそ謝らな…。」

そう言い掛けた途端、ぎゅっと抱き締められた。

「ごめん…ごめんな…。」

「せやから、そない謝らんでええって…。それより…うちの事なんか忘れて…早くいい人見つけて、幸せになってな。」

「な、何で???」

青ざめた顔。

「だって…うちなんか…。」

あんな失態を見られたんや。もう…嫌いになったに決まってる。そう思って本当はもう此処から逃げ出したかった。

けど…

「俺は嫌や。だって…だって…こんなに…こんなに…好きやもん。凄い…好きや!」

「え…でも…。」

「ごめん、俺…さっき、さっきの君見て…何か凄い…興奮して…凄い、綺麗かったから…もっと…その…好きになってしもうてん…。こんな風に思ってごめんな…男たちに…その…輪姦されてる君って…凄く…魅力的だった…だから…。」

うちの手を握って下に持っていった。

「俺…興奮して…こんなに…なってしもうてん…俺も…あの中に…混ざりたなってん…ごめん!」

そう言って、又ギュっと抱き締められた。

予想外の展開。暫く思考が止まった。

うちは、そのまま、興奮しきった彼に、うちのマンションで抱かれた。

大好きな彼との、初めてのSEX。

凄い嬉しかったし、気持ちよかった。

けど…

やっぱ、あの快感を覚えてしまったうちにとって、“それ”は物足りないものになっていた。

その欲望は、今では大きく膨らんで…

彼が、男たちの中に混じる事もあるし、(それは彼自身が望んだ事だ)

もっと、もっと色んなオチン○体験したくて、

そういうトコでバイトを始めたし、出会い系サイトで新しい男たちと出会い、SEXしている。

“ああ、一本でも多くのチン○食べたい…。“

うちは毎日そんな事ばかり考えてるんや。

うちはヘンタイでヤリマンの、チン○マニアやねん。

うちって、ヘンやろ?

おかしいねん。

なあ、あんたのオ○ンポも、今度、試さしてえや…。

 

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