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そんな私の痴漢事情

case7;複数の男たちに…

今回は、今まで痴漢の被害に遭いながらも冷静に観察し続けた私でも流石に焦ってしまったケースを挙げよう。

今までの痴漢被害はいつも単数の男性からのものだったが、今回は出血大サービスの?倍の人数から被害を受けた話である。

 

その時、季節は多分春か、秋だったと思う。

その当時の私の服装は、少し厚手のピンクハウスのスーツだったからだ。

もし、真冬ならコートを当然着ていたので、今のようなめちゃくちゃ寒い季節ではなかった。

然しそんな暑い季節でもなかったので、そのスーツ自体が余り肌の露出度のない、大人しめのものだった。

具体的にどのようなものだったかというと、上は襟付き前あきジャケットのようなもので、下は足首までのロングタイトスカートだった。

生地は割りと厚めで、白地にピンク色のチェック柄だったと思う。

その時私はごく普通に帰りの地下鉄に揺られていた。

満員だった。

その時、私の背後に、私のスカートを捲ろうと必死になっている男がいることに気がついた。

然し私は、そのときの私のスカートがロングの、しかもタイト、という非常に捲りにくいものだったため、“絶対無理だろう”と高をくくって安心していた。

然し男は諦める事無く、ハァハァととても荒いケモノと化した息遣いで、一生懸命スカートを捲ろうと四苦八苦していた。

そんな時…

電車のドアが開き、乗客が入れ替わる事によって私とその男の向きが丁度逆、つまり向かい合わせになってしまったのだった。

すると男は、「よっしゃ!」と小声で(正確に言うと小声かどうか分からない。その当時私はいつもヘッドフォンステレオと共に通学していたからだ)言うと、私のスカートを何と意図も簡単に素早く、もう少しで下着が見える所まで一気に捲り挙げてしまったのである!

“う、うそー!”

余りの男の器用さに驚く暇もなく、私は必死でスカートを戻そうと、男の手を両手で懸命に押さえつけた。

だが…

男はものすごい底力で、私のスカートをもっと上までたくし上げようとした!

“いやー!”

その当時のスカートの中身は、下着とそして薄いパンストのみ。

捲り上げられれば、当然パンティまで透けて丸見えになってしまう(その当時は必死でよく分からなかったが、もう見えていたかもしれない)。

その男の攻撃を止めようと一生懸命になっている私に、更に追い討ちを掛ける様な事件が起こったのだ。

それは…

背後から伸びた、複数の、手だった。

その手は、余りに多くて、最低でも二本はあったと思うが、その当時の私は冷静さを失っていたので、数えている暇がなかったが、唯その手の動きは憶えていて、男の行為に便乗するかのように、私のお尻を撫でたり、パンティを引っ張ったり…。

遠慮や節度の欠片もない不躾な男たちの攻撃に、流石の私も情けない事に涙が少し滲んでしまった。

そして男たちの攻撃がエスカレートし…いよいよ大変な事になりそうになったその時、

妙なことに、男たちの手が一瞬です…っと引いてしまったのである。

どうした事かとその時はよく分からなかったが、電車をN駅で降りてからその訳を知る事となった。

それは…

とある人が、一声掛けてくれたからであった。

その彼は、降りた私の肩をポンと叩き、「大丈夫?」と声を掛けてきてくれた。

でも、動揺で殆どふらふら状態に近かった私は、まともにお礼も言えずにいたのだ。

そんな私の様子を見てか、彼は「元気出して」と一言言い残すと、あっという間に去っていった。

でも、後で声掛けられる、というのも、結構恥ずかしかった、ような…。

でも、今時珍しい紳士だった。。。

 

余談。

家に帰ってみると…

まるで気付かなかったが、パンストが丁度パンティの部分の所だけ、破られていた。

もしあのまま男たちにされるがままになっていたら…

もし、助けがなかったら…

パンティの中にまで手が進入していたかも、しれない…。

あの男は、結局、どの辺りまで私にイヤらしい事をしたかったのだろうか…?

 

この一連の話はここで終わりである。

勿論痴漢被害は日常茶飯事だったので、お尻を撫でられたり、痴漢を目撃したり、と細かい話になると色々あるのだが、さして取り上げるような大層な(?)話でもないので省略する。

何度遭ったか思い出せない程、それ程地下鉄に乗っていた当時は痴漢に遭うのが当たり前になっていた。

ただこれを読んでいる読者さまには、痴漢行為は現行犯なら逮捕される犯罪であるし、そして「やめて下さい」の一言で意外と痴漢が大人しく手を引く事もある、という事だけ言っておきたい。

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